固定資産税について
2024年12月05日
🏠 固定資産税とは?
土地・建物などの不動産を所有している人に、毎年市町村(東京23区は都)から課税される税金です。
1月1日時点の所有者が、その年1年分の税金を負担します。
📌 基本情報(概要)
項目 | 内容 |
---|---|
課税主体 | 市町村(23区は東京都) |
課税対象 | 土地、建物 |
納税義務者 | 毎年1月1日時点の固定資産税台帳記載の所有者 |
納税通知 | 通常4~6月頃に届く |
納付回数 | 原則年4回(分割納付)、一括も可能 |
💰 税額の決まり方 |
🔹 課税標準額とは?
・市町村が定める「固定資産税評価額」に基づいて算出
・3年に1度評価替えがある(ただし年次で補正あり)
・市町村が定める「固定資産税評価額」に基づいて算出 |
🔹 税率の例
標準税率:1.4%(法律上の上限は2.1%)
一部の市町村では独自に引き上げられている場合も
🏠 特例・減額制度
🏠 特例・減額制度 |
✅ 小規模住宅用地の軽減
住宅用地(200㎡以下部分):評価額×1/6
住宅用地(200㎡超部分):評価額×1/3
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✅ 新築住宅の減税
居住用住宅(120㎡以下まで):3年間は建物の固定資産税が半額(認定長期優良住宅の場合はさらに2年間延長され、当初5年間の固定資産税が2分の1に減額されます。)
3階建て以上の耐火建築物:5年間減税
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✅ 被災時の減免
- 自然災害で損害を受けた場合、申請すれば一部または全額免除されることも。
📑 実務での活用ポイント
シーン 確認すべきこと 売買契約時 売主・借主双方がいつまでの分を負担するか「精算書」に明記する(通常、決済日で日割り精算) 相続時 評価証明書・課税明細書をチェック。相続人が納税義務者になる。
📑 実務での活用ポイント
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